ルーシーイー展覧会
本展では、20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの創作の軌跡を、国内外の優れたコレクションより選りすぐった
約200点でたどります。近年英国の研究機関に寄贈された豊富な関係資料をふまえた没後初の本格的な回顧展となります
50年代初頭からは陶器の他に磁器も手がけるようになり、ルーシーのモダニズムは一層鮮やかに開花してゆきます。リーチもルーシーの新しい作風を認め、新たな才能を世に出すために力を尽くしました。58年にはハンス・コパ-が独立してそれぞれの道を歩み始めますが、二人の友情は生涯変わらずに続きました。
88歳に脳梗塞で倒れるまで人生のほとんどを陶芸に捧げ、最後までチャレンジを続け信念を貫いたルーシー。作品は年を重ねるごとに自由に大胆さを増し、新しく生み出される釉薬は華麗な色彩を放ちます。
「窯を開ける時はいつも驚きの連続なのよ」と語っていた彼女は、1995年に自宅で93年の生涯を閉じました。20世紀を生き抜いたルーシーの器はその後も評価を高め、今もなお世界中で愛され続けています
会 場]
国立新美術館
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
[会 期]
2010年4月28日(水)ー 6月21日(月)
[開館時間]
10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで
[ 休館日 ]
毎週火曜日
ただし5月4日(火)は開館、5月6日(木)は休館
[主 催]
国立新美術館、東京国立近代美術館、
日本経済新聞社
[後 援]
ブリティッシュ・カウンシル
[協 力]
日本航空
[助 成]
大和日英基金
[お問い合わせ]
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤ